調味料としてのヨーロッパ調味料

ここではヨーロッパの調味料についてみてみます。
ヨーロッパの調味料というと、種類の多いものは皆さんのご想像通りオリーブオイルなどの「油」類と、ワインの生産地が多いだけにワインビネガーも代表的で、「ビネガー」類も有名です。
ヨーロッパの調味料で「油」類のものはオリーブオイル・香草油・トリュフオイル・ハシバミオイル・クルミ油などが多く販売されています。
日本でもよく使われる調味料である、オリーブオイルは日本人にとってはイタリアで作られるというイメージが強いのではないでしょうか。世界的に見てみればオリーブオイルの世界総生産量のおよそ半数はスペイン原産の製品が占めています。そして次点でイタリアのオリーブオイル生産量とはじめて聞く人にとっては意外な結果なのではないでしょうか。
オリーブオイルという調味料は世界の生産量のおよそ8割がヨーロッパ、地中海沿岸で作られることが多く、そしてそのうちの7割近くをスペインとイタリアの生産量が占めることになります。
また、地中海地方の乾燥した気象条件が似ていることから、南米太平洋沿岸のチリなどでも生産が増えつつあります。
ヨーロッパの調味料でもう一つ代表的なワインビネガーとは、醸造酢の一種で原料がブドウ果汁であるワインを酢酸発酵させた果実酢です。一般的に白ブドウが原料である白ワインから醸造したものを白酢、ホワイトワインビネガー。赤ブドウが原料である赤ワインから醸造したものを赤酢、レッドワインビネガーといいます。
このように、ワインビネガーという調味料はワインと同じように赤と白があり、やはり西洋料理には欠かせない料理となっています。
この赤と白の調味料は料理によって使い分けられ、一般的に比較的赤より口当たりが軽く、白ワインのように甘いフルーティな香りが特徴である白酢(ホワイトワインビネガー)はサラダなどのドレッシング、マリネやピクルスなど爽やかな風味が必要となる料理によく使われています。
一方の赤の調味料である赤酢(レッドワインビネガー)は白の調味料よりも味が濃厚なことから煮込み料理や肉や魚のソテー、煮詰めて酸を飛ばしてソースなどにもよく使われます。
このヨーロッパのビネガーと言う調味料の中にはワインビネガーがブドウであるように、それ以外にも様々な成分が漬け込まれたビネガーも存在します。その種類はまるでフレーバードワインのような広がりをみせ、さすがはヨーロッパと言ったところでしょうか。
フレーバードワインが果実、果汁、香草、薬草などを加え、香りを付けたものであるように、フレーバードビネガーにも実に多用な種類があり、マスカットをはじめとして、フランボワーズ、セージなどのハーブ系やカシスなどの果実系で香りをつけられたもの、変わったものでトウガラシやニンニクなどより特徴的なフレーバードビネガーも多く販売されています。
ヨーロッパではオリーブオイルなどの調味料一つとっても多用な種類があるようにビネガー、チーズ、ワインなど一口でいってもそれは実に奥深いものです。
せひ、見るより聞くより自分で味わってみてください。
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